帯状疱疹
水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘を経験した人にのみ起こります。
頭部から下肢までの間の片側の一定の神経支配領域に神経痛様の痛みを伴った小水泡が帯状に生じます。顔にできると顔面神経麻痺、内耳の障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがあります。
痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。この痛みは治りにくいものです。
帯状疱疹が疑われたら、いち早く皮膚科を受診して早く治すことが大切で、これにより帯状疱疹後疼痛の発症頻度を少なくすることが可能です。